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カルスト地形の出来るまで



 桂林は、3億年前は、海のそこだったそうです。
 その時代に石灰質を多く含んだ物質が少しずつ海底に堆積していきました。
 2億4千万年ごろから、地球の地殻変動とともに海底が隆起し陸地になりまし
 た。
 6千4百万年前ごろ、桂林は熱帯地方に属していたので、気温も高く、湿潤な
 気候の中直物が生い茂り、その植物から放出される二酸化炭素を豊富に含ん
だ雨水が、石灰岩層を急速に侵食いたしました。

石灰岩は、比較的硬い岩石ですが、二酸化炭素を多く含んだ雨水には簡単に溶けてしまいます。
この溶かす作用を「溶食」といいます。
溶食された石灰岩層には、無数の溝や、鍾乳洞ができ、陥没や侵食を繰り返し、地殻変動による褶曲や断層
も加わり長い年月を経て円錐状の峰になったとされています。

200万年前ごろ、地殻は隆起し続け、それとともに、陸地が削られて低下する限度である侵食基準面がさらに
低下し溶食作用を促進させました。

このような、長い歴史の桂林の奇岩、奇峰ですが、漓江くだりの際に観察すれば、断層の断面や隆起の痕跡
をかいま見ることができますので、ご覧になられてください。
また、桂林の奇峰の特徴として、山の頂の高さが一定であることがあげられます。 奇峰が屏風のように観る
人々を取り囲み、圧倒的なスケールで眼前に迫ってくるため、人々の感動を呼び起こしています。
 
 


   
桂林の歴史

 桂林は、悠久の歴史を持つ街です。
 市区の宝積山と甑皮岩の洞窟は、今をさかのぼることなんと一万年前からの
 大量の古代人類(甑皮岩人)の遺跡として発見されました。
 歴史の舞台に桂林という名前が登場するのは、紀元前214年、秦の始皇帝
 が広東広西地方を統一し、現存する霊渠という名の運河を完成させた時まで
 さかのぼります。
この頃の桂林は、街中を漓江が流れているため、”南連海域、北達仲原”と呼ばれる軍事上の基地として栄え
ました。

さらに宋の時代になると、広西地方の政治・文化の中心地として賑わいを見せていました。
その後、1921年孫文が北伐をする際には、独秀峰城内を拠点として構え、その後、広西省の臨時の省都に
もなっていました。
1940年の抗日戦争の時には、中国各地から文化人たちが集まり、”文化の城”と呼ばれたときもありました。 
1949年の解放以降、桂林市は広西壮族自治区の直轄市となりました。
そして、1998年9月8日に、中国の国務院から許可され、桂林市と桂林地区はひとつになり、新たな桂林市
になりました。

現在桂林は、桂林市が中心となって歴史・文化・環境をベースにした住環境に優しい街造りを行っています。
その結果2005年度には、中国建設部が発表する「中国人間居住環境モデル賞」を受賞しています。




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